海外で風呂トイレが一緒な理由は?ユニットバスのお役立ち情報まとめ

お風呂とトイレが一緒になったユニットバス。

海外で多く見かける構造ですね。

日本では敬遠されがちなこの間取り、海外で普及したのはなぜでしょうか。

海外でお風呂とトイレが一緒な理由はズバリ…!

Where(どこで)
 海外の多くでは

Why(なぜ)
 湯船でくつろぐ習慣がないため

What(何が)
 トイレと浴槽が

How(どのように)
 同じ空間にあっても

気にならないことが理由だと思われます。

入浴習慣の違いが主な理由?資源事情や家の作りにも影響か

主な理由は、海外と日本のお風呂文化が違うためと考えられます。

湯船に浸かってゆったりする習慣がない海外。

バスルームは汚れを落とす所であり、くつろぐ場所ではないのです。

そう思うとトイレが一緒でも気にならず、不浄を流すという意味で用途も通ずるものがありますね。

日本と違い水が貴重な国もあり、お風呂に溜めて使うなんてもったいない…という意識も。

水回りをまとめることで構造の合理性を高めたり、スペースを有効活用する意図もあるでしょう。

日本でバストイレ一体型が不人気な理由

物件探しのとき、バストイレ別を条件に出す日本人は多く存在します。

不動産・住宅サイトのSUUMOが行ったアンケートによると、バストイレ別の部屋に住む一人暮らし世帯は約8割にもいたとのこと。

日本人にとって入浴は、リラクゼーションを兼ねた至福の時間。

そのような場所にトイレを置きたくないと思うのは、自然なことでしょう。

海外と日本では入浴に対する考えに大きな違いがあるため、バストイレ一体型の普及にも差がついたのかもしれません。

賃貸一人暮らし調査[2] バス・トイレは一緒でもいい? 別がいい? | スーモジャーナル – 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト(参照2019.4.25)

海外では家にバスルームが複数ある?

アメリカを例に見ると、自宅にバスルームが2つ以上あることが一般的とされます。

バスとトイレが同じでもそれ自体が複数あるため、誰かが使用中でも困らないのです。

こうした点も、一体型ユニットバスへの抵抗が薄れた要因と言えそうですね。

お風呂でまったりは日本だけ!? | TOKYO(参照2019.4.25)
海外に湯船がない理由  | Compathy Magazine(コンパシーマガジン)(参照2019.4.25)
お風呂大好き日本人!海外の入浴文化との違いを専門家が解説 (2015年9月12日) – エキサイトニュース(参照2019.4.25)

そもそもユニットバスとは?


お風呂とトイレが一緒だからユニットバス、ではありません。

ユニットバスとは、壁や浴槽、天井などがユニット化されたバスルームのこと。

在来工法のようにタイルを1枚ずつ貼るのではなく、工場でユニット化した材料を現地で組み立てる工法です。

トイレや洗面台が付属するタイプのほか、シャワーと浴槽だけのものもあります。

ユニットバスの発祥は日本

世界初のユニットバスは、日本が発祥と言われています。

1964年の東京オリンピック前は、観光客用のホテル建設が急務でした。

そこで工期の大幅な短縮を実現したのがユニットバス。

ユニット化することで運搬や建設の手間を大きく削減し、短時間で高性能なバスルーム作りに成功したのです。

ユニットバスの種類について


ユニットバスの種類は大きく3つ

バス・洗面台が一体型の2点ユニットバス、バス・洗面台・トイレが一緒だと3点ユニットバスといいます。

もう1つはバスのみのお風呂場ですね。

アパートやマンションには、面積を有効活用できる2点、3点ユニットバスが多数採用されます。

一戸建てはお風呂のみのユニットバスを設置するケースが多く、同じ設計でもオプション品などで差別化が可能に。

近年は“システムバス”とも呼ばれるほか、同様の工法を用いるシステムキッチンも人気です。

ティドビット ~水まわりのまめ知識~ ユニットバスルームの発祥は? :TOTO(参照2019.4.25)
ユニットバスの歴史 : 舘慶仁 [マイベストプロ大阪](参照2019.4.25)

意外と便利?3点ユニットバスのメリット

バス・トイレ・洗面台が一緒になった3点ユニットバス。

メリットデメリットを理解しておけば、物件選びの参考になります。

まずはメリットから見ていきましょう。

・家賃が安い

3点ユニットバスは、家賃が安い傾向にあります。

バスルームとトイレを別々に用意しなくて良い分、コストが抑えられているのです。

家賃にお金をかけたくない学生や新社会人におすすめでしょう。

・水回りの掃除が楽

トイレとバスが同じユニットバスの場合、便器をシャワーで豪快に洗えるメリットがあります。

拭くよりも楽に掃除ができるうえ、丸洗いすることで清潔感も上昇。

同じ要領で洗面台も磨けますね。

・ 一人暮らしに向いている

家賃や掃除の楽さを考えると、3点ユニットバスは一人暮らし向きと言えます。

抵抗のない方ならお得に暮らせ、生活効率も高められそう。

慣れると3点式の方が良い、と感じる人もいるそうですよ。

ここがちょっと…3点ユニットバスのデメリット

文化の違いだけでなく、様々な理由から3点ユニットバスを避ける人は少なくありません。

その原因となるデメリットが以下の通りです。

・湿気や水濡れ

3点ユニットバスには、窓がないケースが多くあります。

そのため湿気がこもりやすく、カビや黒ずみの原因に。

シャワーでトイレや洗面台が濡れるほか、トイレットペーパーの管理にも注意が必要です。

・ 体を洗うスペースがない

日本式のお風呂でいう体を洗う場所に、トイレや洗面台がある3点ユニットバス。

体は浴槽の中で洗い、お湯を溜めたい場合はその後になります。

先にお湯で温まってから髪や体を洗う方法もありますが、いずれにせよ浴槽の限られたスペースで済まさなくてはなりません。

・見た目や臭いなどへの抵抗感

湯船にゆっくり浸かりたい派にとって、目前に便器…というのは抵抗が大きいもの。

リラクゼーションを目的にお風呂へ入る場合、トイレが一緒だと安らぎにくいことが想像できます。

トイレ使用後の臭気なども気になるポイントでしょう。

・片方が使用中にもう片方が使えない

一体型のユニットバスだと、誰かが入浴中はトイレを使えず逆も然り。

友人らを招くことが多い場合、使いづらさが目立つかもしれません。

3点ユニットバスを綺麗に維持するポイント

価格や掃除のしやすさが魅力の3点ユニットバス。

該当物件を選ぶ前に、綺麗に維持するコツを知っておきましょう。

換気は常時ONにしておく

水気が多い3点ユニットバスは、換気機能を常時ONにするのがおすすめです。

しっかり換気してカビの繁殖を防げば、掃除の手間を減らす効果も。

換気扇をつけている間は、ドアや窓を閉めておくと換気効率が上がります。

シャワーカーテンはこまめに乾かす

3点ユニットバスに多いトラブルの1つが、シャワーカーテンのカビです。

濡れたまま放置すると不衛生になりやすいため、使用後は外気に当ててよく乾かしましょう。

手入れが面倒という人は、思い切って外すという手もあります。

マットやトイレカバーはしないほうが無難

トイレのカバー類やマットは、初めからつけないほうが無難です。

入浴のたびにのける羽目になり、濡れてしまうともっと面倒。

カーテンで防水しても湿気を吸うため、外した方が衛生的でしょう。

濡れた床でもOKなサンダルを使うと良いですよ。

お風呂文化の違いが3点ユニットバスの普及に差をもたらした?


海外で3点ユニットバスが広まったのは、お風呂文化の違いが大きいと考えられます。

浴槽でリラックスする習慣がないので、同じ空間にトイレがあっても気にならない人が多いでしょう。

家に複数のバスルームがあることも、不便さを感じにくい点だと思われます。

家賃や掃除の点でメリットもあるので、物件選びの際は管理方法とあわせて検討してみてください。

出典
ユニットバスとは?お風呂とトイレが一緒という意味ではないです!(参照2019.4.25)
ユニットバスとはなんですか?セパレートとの違いや2点ユニット・3点ユニットについて解説 | 教えてAGENT-お部屋探しのプロがお届けするコラムサイト(参照2019.4.25)
東京五輪がきっかけで誕生したユニットバス、50年でどう変わった? | スーモジャーナル – 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト(参照2019.4.25)
3点ユニットバスのトイレを気持ちよく使うための掃除方法(参照2019.4.25)